グルメ旅

テレビなどでもグルメ旅番組が人気なように、日本でグルメと旅は夫婦状態。
どちらかが欠けているとバランスが悪い。
グルメも旅も揃っていて当たり前、というのが今の常識ですよね。

どの旅行雑誌を見ても、宿の紹介には部屋の写真と料理の写真が載っています。
温泉に入った後に卓上いっぱいの豪華な料理を見ることで、五感を全て満足させてくれるんです。

日本の観光に力を入れるために、市町村はグルメとタッグを組みます。
コケシや木彫りや伝統工芸品だけでなく、土地の名産グルメを作り出しました。

海沿いの町は海産物グルメを前面にアピール。
土佐のカツオ、広島の牡蠣、北海道の鮭やイクラなどです。

山間にある町は山のグルメで勝負。
岐阜の五箇山豆腐、京都の精進料理、各地には牡丹鍋や高級牛肉の数々・・・

もちろん甘味も忘れてません。
団子やケーキにもその土地独自のスパイスを混ぜ込んでいます。

その場所特産のグルメを打ち出すことで、日本人は集います。
それぐらい日本人は新鮮素材グルメに敏感なんですね。

旅の目的がグルメであり、グルメの目的が旅なのです。
グルメと温泉と大自然とちょっとした土産物。
旅には日本人が求めている「癒し四天王」が揃っているんです。